さてさて、みなさん「レオパ」って最近SNSなんかでよく見かけませんか?
もしくは飼ってみようかと気になっている方々はいらっしゃいませんでしょうか?
今回は「レオパ」について飼ってみようか?
と、考えている方へ、我が家の実際の状態も込みでお話ししていきたいと思います。
ちなみに写真は我が家のレオパ「もる」くん。
妻のお願いで我が家にお迎えしてかれこれ2年、今やすっかり我が家の一員であります。
レオパとは?
「レオパ」とはいつの間にか広がった愛称で正式名は「レオパードゲッコー」「ヒョウモントカゲモドキ」とも呼ばれる中東あたりの乾燥地帯に住むヤモリの一種です。
そう、「トカゲもどき」という名の通り実はトカゲじゃないんです。
ちなみにヤモリですが壁に張り付く能力はありません。
全長は大人でも20~30センチほど手の上に乗せる「ハンドリング」が割ときやすくできる大きさです。
これまた珍しく瞼がついているのでなかなか表情が可愛らしく見えます。
分厚い尻尾は養分を蓄えるためのもので、いざ危機がせまったら自分から切って逃げ出すことができるそうです。
寿命はびっくり10年から長いもので20年!このサイズ感でこの寿命の長さは正直驚きです。
何故今、レオパなのか
私もこの辺りの事情は最近知りましたが、
「気軽に飼える」
というのが、最近大きくなってきたということだそうです。
なんでも東北の震災の際、熱帯魚を飼っていた水槽が割れ、お魚が全滅した上に家庭の電子機器が水没してしまったりすることもあり、賃貸物件の人は特に観賞魚を敬遠する傾向が出てしまったとのこと。
確かに、ポンプや水温を管理しながら買わなきゃいけない熱帯魚はいざという時は悲劇的な結末になっちゃうのかなぁ。
この話を聞いた時、レオパ歴2年の私は妙に納得した気がします。
では、レオパのメリットとデメリットを上げていきたいと思います
メリット1、丈夫で意外と手間がかからない
私も飼ってみて意外でしたが、もともと砂漠で生活している種なので、驚くほど省エネに体ができていて、餌やりは週一回程度。
むしろ飼育されてるレオパの死因のほとんどが食べ過ぎが原因というくらいです。
尻尾に養分を蓄えているので、一ヶ月何も食べなくてもどうにかなっちゃうとか。
我が家のレオパも、生後半年の頃で3日に一回程度、アダルトになってからは週一回、これですら最近太ってきたのか?と思っちゃうくらいです。
そんなわけで、ワンちゃんや猫ちゃんより実はそんなに手間はかかりません。
ちなみに、餌そのものですがどうしてもこの手の動物だと
もしかして生きた虫とか餌にしないといけないの?
と、思うかもしれませんが、最近は「レオパーフード」なるものもあるので、虫の苦手な方でもドックフード感覚で餌をあげられます。むしろこっちの方が栄養価よかったりするので分量さえ間違わなければ健康に過ごしてもらえます。
ちなみに、子供の頃から生き餌(生きた虫とか)ばかり食べていたレオパだと、レオパフードを食べようとしない個体もいます。
逆もまた然りで、レオパフードばかり食べていると生き餌を食べようとしない子もいるので、お店でお迎えする前に好みを聞いてあげると参考になります。
←我が家で使っているやつです、お湯で戻して使っています。
メリット2、匂いは意外とどうにかなる。
ペットを飼う上で、どうしても気になるのが臭い。
割とペットがいるお家はちゃんと管理していないと独特の匂いがしたりします。
ですがレオパードゲッコー。猫なんかと同じで狩をする関係なのか、はたまたもともと乾燥したところにいるせいなのか、意外に体そのものはほぼ無臭です。
泥まみれになったりすることもないので、別にお風呂に入れることもありません。
唯一匂うのがフンなのですが、最近は全く気にならなくなりました。
最初の頃は臭ったよね?と妻に聞いたら
下に敷いてる土みたいな床材が消臭成分があるそうです。
うーん、リスや小鳥でもそれなりに分の始末と匂いの処理は手間がかかってましたがレオパの場合は週一回、フンを見つけたらピンセットでヒョイと取り上げたらおしまい。
だいぶお手軽なんですね。
メリット3、飼うためのハードルが低い
特に賃貸物件に住んでいる人は犬や猫だとなかなかハードルが高く物件探しにも一苦労ですが。
レオパはそのハードルはだいぶ低いです。
実際我が家も不動産屋さんはもはや「聞くに及ばず」レベルでした。
流石に放し飼いは論外ですが、ケージを用意して床材とジェルターを用意してあげればそんなに場所も取りません。
肉食といっても相手は虫程度なので噛みつかれるということも滅多にありません。
この2年で一、二回ありましたがまぁ、針で刺された程度でした。
ひとまず脱走だけは気をつければ予算、条件、スペースともにハードルはだいぶ低いです。
←我が家のケージ、最近手狭かな?と考えています。
メリット4、癒される
これはもう、どのペットでもそうですが。癒されます。
私も妻が「猫がダメならトカゲが飼いたい」といった時は、
マジかよ、なんでトカゲ?
と思ったものですが。(トカゲじゃなくてヤモリだったけど)
こうやってお迎えするとなんとも可愛いものですね。
臆病な性格で最初はシェルターから出てきませんでしたが、最近は夫婦の話題の中心です。
瞼があるせいなのかこの大きさなのか。動くゆるキャラみたいで非常に癒されます。最近はすっかり野生を忘れて寝てる姿がとても微笑ましいですね
←時々こういう格好で寝ています。野生はどこにいったw
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