思い出は諸行無常

雑記ーコタツ記事報ー

本日、母の実家が取り壊しになるということで、母からなんとも言えないメールが来ました。

母からすれば生家が更地になるわけですからやるせないでしょうね。

私も子供の頃、なんだかんだと遊びに行っていた家ですからなんとも切ない思いです。

しかもこれ、解体費用を全額母が出す羽目になったんだとか。

そもそもこの家の土地は大地主だった祖母の実家から借りてるものだったそうな。

母は姉妹二人で男兄弟はなし、元々料亭をやっていたような広大な建物だったんですが、祖母が亡くなった事で完全に権利や責任がややこしくなったらしい。

祖母が結婚した頃はまぁ親戚間のなあなあで成り立ち、祖父も魚屋をバリバリやる気だったんでしょうが、店も畳み、祖父母も他界し、住んでいた従兄弟たちもここに住んでいない今巨大な建物が空き家になったわけです。

私が中高生の頃にはもう料亭としては稼働してなかったのですが大半が立ち入りできない半倉庫みたいな状態でしたがもう数年にわたって人が住んでなかったらしく、親戚に返すにも解体をどうするんだという話になったらしい。元々住んでいた叔母や従兄弟は相続を放棄したけど建物の始末は逃げられなかったようで・

まぁ、結局孫の代まで金払わすのアレだという話になり、結局母が全部かぶることになったらしい。

母からすればやるせない話です。

やっぱ資産管理って大事ですね。

大きな家があってもその分管理が大変だし、後々の始末を考えないと子供にやっかいごとが降りかかってくるんですね。

私は持ち家は持たない派ですが、実家が土地ごとあるんで安心できたもんじゃない。兄が独身だからこっちに権利が降りかかってくる可能性があるわけです。

なんか持ち家があるってステータスっぽく感じてしまいますが、人口が減っていくこの世の中、そんなもん死んだ後のことまで考えないとあとあと厄介なことになりそうです。

皆さんもよくよく親子の資産や持ち家の行末をゆっくり考えてはいかがでしょうか?


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